マインドフルネス

疲れにくい、ケガをしにくい心をつくる為の脳のストレッチ。それがマインドフルネス

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瞑想中、おそらく1分もしないうちに心の中に雑念が浮かんでくるかと思います。

仕事の事や家族の事、もしくは「あーお腹減ってきたな。このあと何食べようかな」とか「あーまだ終わらないかな。今何分くらい経ったのかな」とか。
脳内ではDMNが働いているので、それはまったく自然なことなんです。
※DMNについてはこちらのリンク(一人でもできるストレス軽減法)からどうぞ

 

「私って雑念だらけの人間で、すぐに他の事を考えてしまってダメなんです」
マインドフルネスを体験した人の中にはこんな相談をしてくる人がいます。
マインドフルネスは雑念を消す為の修行ではありません。
むしろ雑念が生まれてくる事を前提に設計されたスキルです。
なので、雑念が生まれ「意識が逸れた」としても自分を責める必要は全くありません。

ではどうすればいいか?やることはたったの2つ。

①雑念が浮かんできた事実に「気づく」こと
②気づいたその後、優しくゆっくりと「呼吸に注意を戻す」こと
この2つのみ。

どれだけ呼吸に注意を向けても、おそらく雑念は何度も浮かんでくると思います。それでもやることは同じ。
10回雑念に流されれば10回呼吸に意識を戻す。
それが100回でも1000回でも。

呼吸は意識の錨(いかり)です。
広大な海に浮かんだ「あなたの意識」という名の船。周囲には大小さまざまな潮の流れ、大波、強風といった「雑念」がやってきます。
その度に、意識は流されそうになりますが錨があれば大丈夫。
呼吸さえ見失わなければ遠くまで流されることはありません。
いかに自分の心が雑念まみれなのかをまず知ることが収穫。
まずは「気づく」ことから始めましょう。

ここで1つポイント。

なぜそこまでして「呼吸に注意を向ける」のか。
マインドフルネスは、一種の「注意力のトレーニング」としての側面を持っていますが、実際のところ呼吸に本質があるわけではありません。
では何をしようとしているのか・・・

「今」に注意を向けているのです
雑念のほとんどは過去に起きたことや未来に起ころうとしていることに関係しています。

脳の疲れは過去や未来から生まれます。
終わったことを気に病んでたり、まだ起きていないことを不安に思っていたり。
とにかく心が「今、ここ」にない。この状態が慢性化すると心が疲弊します。ウツの患者さんによく見られる反芻思考(はんすうしこう)はその典型です。
反芻思考(はんすうしこう)とは、主にネガティブなことを(例えば自分の欠点や過去の失敗)を何度も考え続けてしまう思考のことであり、ネガティブな思考のループと言い換えることもできるでしょう。人間というのは日々何かを考え続けながら生きているものであり、その思考の大半は雑念に費やされていると言われています。

「過去や未来から来るストレスから開放されることが、マインドフルネスの目的」です。

昔の自分の失敗体験、過去に自分に起こったトラウマ的出来事、そして自分の嫌な性格!
という自分の欠点、過去の失敗にとらわれる。
もしくは将来どうなるか分からない、将来こんなことになったらどうしよう、という未来への漠然とした不安。
そう、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

決まった方向ばかりに関節を曲げていると身体は固まり、柔軟性を失ってしまいます。いつもと違う方向に少しだけ関節や筋肉を伸ばして、身体を鍛えるストレッチのように、いつも過去や未来を向いている意識をあえて現在のほうへ向けてみる。
マインドフルネスは疲れづらい心、ケガしづらい心をつくる為の脳のストレッチだともいえるのです。

マインドフルネスは宗教性、オカルトなどとは一切関係のない、最新の科学研究に基づいた方法なのです。

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