子育て中なら、誰でもかかる可能性がある育児ノイローゼ

子育てをしている人なら誰でもかかる可能性があるのが育児ノイローゼで、多くの場合子供と一緒にいる時間が長い母親がなりやすく、はじめての子供の場合が多いようです。

一人目の時は大丈夫であったのに、二人目以降の子供で、はじめて育児ノイローゼになってしまう人もいて原因は一つではなく、複合的に様々なものが重なりあっておこります。

原因の一つには、ホルモンバランスや自律神経の乱れで、女性ホルモンの急激な減少や睡眠不足があります。夫や家族の理解がなく、家族がいるのに一人で育てなければならないワンオペ育児等の場合にもストレスが生じます。

ちゃんと育児に向き合おうと思うまじめな性格の人ほどなりやすくネットや育児本に書いてあったのと違う、こんなはずではなかったのではといった思いが募るあまり自分を責めてしまうことも少なくはありません。

育児ノイローゼになると、心と体の両方に変化が生じ、子育てが辛く子供がかわいいと思えなくなったり、ちょっとしたことでイライラしたり全てを投げ出してしまいたくなることもあります。

ひどくなるとなにもやる気が起こらず拒食や過食になったり、悲しくもないのに涙が出たり寝る時間がある時でも眠れなくなるといった深刻な状態になります。

完璧主義や真面目といった性格の人ほど自分が許せなくなってしまう事も多いようですが、育児の専門家は100点ではなく60点で大丈夫だと思う事が必要だとアドバイスしています。

子育てノイローゼは、子育てに携わる人であれば、誰でもおこりうるということを本人だけでなく、夫や家族が認識し一人だけに育児を押し付けることなく皆で子育てをする事も必要です。

市町村等の行政でも、子育てに関するアドバイスや悩みを聴いてくれる部署もあり、同世代の子供の親とコミュニケーションがとれる育児教室なども行っている所も多いので、助けてくれる身内が遠方にいる場合等には、積極的に参加してみるのも育児ノイローゼを未然に防ぐひとつの方法です。

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