口臭を気にしている方の食事方法

口臭を気にしている方の食事方法

口臭を気にしている方はかなり多いようです。
ある統計では、２５歳～３４歳の２０％は口臭があるという結果がでています。年齢が上がるごとに口臭の頻度は増加します。４５歳～５４歳では４０％の方に口臭があるということです。

非常に多くの方が困っている口臭を改善するにはどうしたらよいのでしょうか。
今回は食事を中心に見ていきたいと思います。

口臭を軽減させることができる食事（おススメの食事）
口臭を減らすためには、　唾液　がポイントになります。唾液をきちんと出すことができれば、口臭は軽減できます。そのため、食事は唾液を出すことのできる食事を中心にとるように心がけましょう。

唾液を出すのに有効なものと言えば、「梅干し」や「レモン」といった酸味の強い物が有効です。想像をしただけで唾液が出てきたと思います。食事に酸味の強い物が入っていなければ頭の中で想像してもいいかもしれません。
コンビニで食事を買うなら、梅干し入りのおにぎり、日の丸ご飯の弁当、レモンが添えつけている弁当を選ぶようにしてみましょう。

次に、口臭を軽減させる食事としてはよく噛む必要のあるものがオススメです。
よく噛むことで、口の中の唾液がでてくるからです。コンビニだと赤飯のおにぎりやフランスパンなどがいいでしょう。

なるべく硬いものや噛み応えのある食べ物を選んで食べるようにしましょう。もし、食べ応えのある食事ができない場合は、少しでも多くかむようにしましょう。噛むことで唾液がでることに変わりはありません。できるだけ噛みながら食事をしましょう。

ただ、意識して噛むというのはなかなか難しい行動となります。噛み応えのある食事を選ぶのが一番楽で、間違えのない方法でしょう。

果物を食べることもおススメです。
果物には豊富なビタミンＣが入っています。ビタミンＣはストレス軽減に効果があるのです。ストレスは身体全体に悪影響を及ぼしますが、唾液の分泌にも影響を与えます。ストレスにより、唾液が減り口臭を出しやすくします。

果物を取ることで、ストレス軽減と口臭予防をすることができるのです。

口臭が気になる方の食事方法（環境編）
・できるだけ仲の良い人達と食事をしましょう。ストレスを軽減させる方法のひとつは笑顔になることです。一人で黙々と食事をするより、楽しくみんなで食事をすることでストレスを減らすことができるのです。

しかも、話しながら食事をすることで、きちんと噛むということができます。一人で食事をするよりも、時間をかけてしっかりと食事をするので、口臭を軽減することができます。

口臭と食事方法（飲み物編）
・食事をする時に、大量の水を摂取するのは間違え
食事をする時に大量の水をとるのは避けましょう。口の中を潤すためには、水を飲んだ方がよいと思われるかもしれません。しかし、食事中に頻繁に水を飲むときちんと噛んでの食事ができなくなってしまいます。

あまり噛まずに水で流し込むと唾液の分泌が減ってしまいます。しかも、胃酸と水が混ざりあって、胃酸が中和されてしまいます。そうすると食事の消化がうまく進まなくなります。胃の中の未消化な食事は新たな口臭の原因になるので十分に注意が必要です。

・食事のお供はお茶がよい。
お茶に関しても、水と同様で大量に飲んでしまうと食事が未消化になって、口臭の原因になります。ただ、お茶にはカテキンが入っています。カテキンは抗酸化作用があるので、口臭の軽減につながりやすいです。ただし、お茶の種類は多いため、カテキンが豊富なものを選ぶようにしましょう。

・コーヒーは避けましょう。
コーヒーなどのカフェインが含まれるものは口臭を悪化させやすいので注意しましょう。カフェインは唾液の分泌を減らしてしまいます。そのため、口臭がでやすい飲料と考えられます。カフェインは眠眠打破、栄養ドリンク、エナジードリンクなどにも含まれているので併せて注意していきましょう。

まとめ
口臭を軽減させる食事での注目ポイントは唾液です。酸味の強い物は唾液がでやすいので、口臭軽減に最適です。また、よく噛んで食事をするようにしましょう。噛むことに意識しながらの食事は大変です。食事を選ぶ段階で噛むことが必要な物にしましょう。
ストレスも口臭に影響します。果物を摂りストレスに強い身体を目指しましょう。また、仲のよい友人との食事も笑顔になり、ストレスを減らします。
食事中の飲み物はカテキン入りのお茶がよいです。抗酸化作用により口臭予防につながります。ただ、大量摂取は避けましょう。食事が未消化になり口臭の原因になります。
避けたい飲み物はカフェイン入りの飲み物です。コーヒー、エナジードリンクなどのカフェイン含有飲料を飲むと唾液分泌が減るので注意しましょう。