体臭を予防する食事とは!?

 

今回は体臭を減らすための食事を紹介していきたいと思います。
食事は毎日取るものです。少しでも体臭を減らせる食事を選んでいきたいところです。

体臭の原因となりやすい食事
まずは、体臭を引き起こす要因となる食事を紹介していきたいと思います。
・肉類
肉食の多い欧米人は体臭がきついと言われるように、肉類は注意が必要です。肉にはたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質が腸管で分解されるとアンモニアや硫化水素が発生し、臭いの原因となります。
・アルコール
焼き肉などの肉料理にはアルコールが付きものかもしれません。しかし、アルコールは体内で分解されるとアセトアルデヒドになります。このアセトアルデヒドが血液を巡って全身をかけ巡ります。肺にたどりつけば呼気に混じり口臭の原因になります。汗によって排出されれば体臭の原因になります。
・にんにく
これも、肉料理には欠かせない食材かもしれません。にんにくを切ったり、すりおろしたりするとアリシンという成分が作られます。アリシンは吸収され、血液を循環して、汗からでてくると体臭の原因になります。長時間にわたり臭いの発生させてしまうので、食べる時は注意しましょう。
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体臭を抑える食事
体臭を抑える食事は大きく3つにわけて考えるとよいでしょう。
☆腸内の環境を整える
☆アルカリ性食品を摂取する
☆抗酸化作用のある食品を摂取する
この3つが体臭を抑える理由や具体的な食品について書いていきたいと思います。

☆腸内環境を整える食品
腸内環境は体臭だけでなく、口臭にも影響を与えてしまいます。腸内の環境を整えることが臭い対策にはかかせません。悪玉菌が増えると臭いの原因物質のアンモニアが増えます。便秘にもなりやすくなります。便秘になると臭いの原因となるたんぱく質などが腸内に溜まってしまいます。便秘により腸内に残っているたんぱく質が分解され、臭いの原因になるのです。腸内環境を整えるためには、次の3点がオススメです。
1、乳酸菌をとるようにしましょう。ヨーグルトなどを毎日定期的に摂取するとよいでしょう。
2、オリゴ糖をとるようにしましょう。オリゴ糖は善玉菌のエサになるため、腸内環境を整えるのに役立ちます。オリゴ糖は大豆、タマネギ、ゴボウ、バナナ、蜂蜜、味噌、醤油などに入っています。ただし、食べ過ぎるとお腹を壊す可能性があるので、ほどほどにしましょう。
3、便秘の解消をしましょう。便秘になってしまうと、腸内に不要物質がたまってしまい悪玉菌が増殖します。野菜などの食物繊維をとるようにして便秘を解消するようにしましょう。食物繊維には、悪玉菌を減らし、インドールなどの悪臭を発する物質を取り除いてくれます。さらに、善玉菌が増えやすい環境をつくっていきます。食物繊維が豊富な食品は豆類、ごぼう、納豆、バナナ、おから、まいたけ、エリンギなどです。

☆アルカリ性食品
体臭を予防するためには、体内は弱アルカリ性が理想的です。
体内をアルカリ性にする食品としては、梅干し、ワカメ、メカブ、モズクなどです。反対に酸性の食品は、肉類、魚介類、卵などです。

☆抗酸化作用のある食品
体臭の原因の一つに、皮脂の酸化があげられます。この酸化を抑えるには抗酸化作用のある食品を摂取することが大切になります。抗酸化作用のある食品といえば、ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールなどです。
ビタミンCが豊富な食品は、緑黄色野菜(パプリカ、パセリ、ほうれん草、小松菜など)、フルーツ(キウイ、いちご)などがあります。ビタミンCは体内で生成することも、蓄積することもできません。そのため、少しずつでもいいので、毎日定期的に取るように心がけましょう。
ビタミンEはごま・アーモンド・食用油などに入っています。
ポリフェノールが豊富な食品は、お茶に含まれるカテキンやタンニン、りんご、生姜などです。ポリフェノール抗酸化作用に加えて、ニオイ分子とくっついて消臭をするような作用もあります。

まとめ
体臭を防ぐには、体臭の出やすい食事・体臭を抑えられる食事を知る必要があります。まず、体臭がでやすい食事は、たんぱく質の多い食事です。肉類にはたんぱく質が豊富ですので、大事なデートの前などは少し控えてもいいでしょう。アルコール・にんにくなども体臭が出やすい食事です。
体臭を抑える食事は、3つのことを念頭に考えるといいでしょう。
・腸内環境を整える食事、・アルカリ性の食事、・抗酸化作用のある食事、が体臭を抑える食事の代表的なものです。腸内環境を整える食事はヨーグルトなどの乳酸菌・オリゴ糖・食物繊維が豊富な食品です。アルカリ性の食品は梅干しなどで、抗酸化作用のある食品は緑黄色野菜・ごま・アーモンドなどがよいでしょう。

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