対人恐怖症でも、人前で話せるようになる簡単な2つの方法

こんな方におすすめ

  • 対人恐怖症(社交不安障害)だけど、人前で話せるようになりたい方
  • 対人恐怖症(社交不安障害)ではないけど、人前で話すのが苦手な方

 

この記事を読むことで、対人恐怖症(SAD)の方が人前で話せない理由がわかります。対人恐怖症でないけど、人前で話すのが苦手な人も理由は同じです。
そして、人前で話せるようになる簡単な2つの方法を知ることができます。
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目次

1,対人恐怖症(SAD)の方が人前で話すことができない理由
1-1、自分に集中する
1-2、認知のゆがみ
1-3、自己評価が低い

2、対人恐怖症を人前で話せるようにする簡単なトレーニング方法
2-1、注意するポイントを人に向ける。
2-2、スマホで録画
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☆ 社交不安障害についてはこちらをご参照ください。

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1、対人恐怖症(SAD)の方が人前で話すことができない理由

1-1、自分に集中する

話している自分に意識を向けてしまうために、うまく話をすることができないのです。

あなたが人前で話をする時に心臓がドキドキしたり、頭が真っ白になったりすることはないでしょうか?他にも、顔が赤くなっていないか、汗をかいていないか、不安そうにしていないかと気になったことはないでしょうか?

全部当てはまるという人もいるかもしれませんし、一部だけ当てはまる方もいるでしょう。問題なのは、意識が相手ではなく自分にあることです。自分の緊張やドキドキという生理的なイメージから、相手からどう思われているのかを判断することさえあります。
意識が自分に集中すると、ますます言葉は出にくくなりたどたどしい話になってしまいます。

仮に、意識は話し相手に向いていると思っていても、「相手からどう思われているのだろう」という不安ではないでしょうか。これは、相手を見ているようで結局意識は自分に向いています。

1-2、認知のゆがみ

あなたは、相手からどう思われているのだろうと思いながら、相手をしっかりと観察できていますか。おそらくできていないと思います。相手の顔の表情をしっかりと終えているでしょうか。

人によっては、そもそも相手の顔すら見ていないのに、相手からのプレッシャーを感じてしまいます。

仮に、しっかりと表情を捉えていても認知のゆがみが起きている可能性が高いです。
これは、実際に研究結果が証明しています。対人不安が高いグループと対人不安が低い
グループにスピーチ時に観客の仕草をどう捉えるかの実験が行われました。
観客の仕草は髪をかき上げる、足を組むなど、どちらともとれる仕草をしたそうです。

対人不安が高いグループの方が相手の仕草をネガティブに捉えるという結果がでたのです。

そのため、あなたが感じている相手の仕草や表情は認知のゆがみから来ている可能性があるのです。自分の話を相手がつまらなそうに感じていると思っても認知のゆがみの可能性は十分にあります。

1-3、自己評価が低い

「今日のスピーチ良かったよ」
とスピーチをしたあなたに誰かが話しかけてきました。
はたして、信じられるでしょうか?

対人不安のある方は、自己の評価を低く見積もってしまいます。誰かに褒められても、うまく話せなかったなと思って帰る方も多いのです。
これでは、スピーチの練習をいくらしても、うまく話すことができません。

2、対人恐怖症を人前で話せるようにする簡単なトレーニング方法

2-1、注意するポイントを人に向ける。

対人不安の方は、話している時自然と自分に注意が向いてしまいます。それを人に向けるトレーニングをしてみましょう。

例えば、相手がどな表情をしているのか?服装や髪型はどんなだろうとか?を考えるようにしてみてください。
注意が自分からそれるため、過度の緊張が減るようになります。

また、日常から、ポジティブな表情をみるように心がけてみてください。対人不安の方はネガティブな表情に注意が向きやすいというデータがあります。
ある実験では、ポジティブな表情に注意を向けるトレーニングをしたところ、対人不安のレベルが下がったそうです。

2-2、スマホで録画

対人恐怖症の人は自分のパフォーマンス過小評価しがちです。きちんと話せていたとしても、自己評価が0点なら、自分の点数は0になってしまうのです。
仮に人から褒められても、信じられずに疑ってしまうことすらあります。

そこで、自分が話しているところを録画してみましょう。本当は誰かにとってもらう方がよいのですが、難しければセルフで撮影してみましょう。
この手法は臨床などでも用いられる手法です。

映像で自分を客観的にみることができるので、セルフイメージが変化するのです。不安が減ったり、心拍数が落ち着いたりとスピーチをしやすい状態に変えることができます。

※この記事は、対人恐怖症(社交不安障害)を自己治療することをすすめているわけではありません。は病院で治療することをおすすめします。
また、ビデオ撮影なども段階を踏みながら、やる手法です。専門家と相談しながら実施しましょう。

まとめ

対人恐怖症や会話が苦手な方がうまく話せない理由は3つあります。1、自分に意識が集中してしまってい緊張が強くでてしまう。2、自分の心臓の音、汗などが気になってしまい。相手からの評価も、自分の身体状態を反映して考えてしまいます。3、自己評価が極端に低いため、スムーズな会話をしていても、ダメだと勘違いしやすいです。
改善するためには、注意を自分以外に向けるトレーニングをしてみましょう。相手のアクセサリーなどに注目してみましょう。また、日頃からポジティブな表情に注目するようにしてみましょう。

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