母親との関係性が深い自己肯定感の低さ

自身のあり方や存在意義を積極的かつ前向きに肯定する事ができる感情の事を自己肯定感と呼び、全ての人間が共通して有している感情の1つではあるものの個人差が大きいという特徴があります。
そのため、自己肯定感が高く自身の存在意義が確固たるものであると捉えている方が居る一方で、自身には存在意義が無いと考えてしまう自己肯定感低い方も居ます。

全ての人間が先天的に有している感情であるが故に、子供はもちろん母親となって子育てをしている大人にも備わっている感情ですが、生まれつきの性格の他に育った環境やコミュニケーションを図った人々により、自己肯定感に差異が生じるという特性もあります。

子供の頃に母親から愛を感じずに育った子供は自己肯定感低い傾向になりやすい事は広く一般的によく認知されている事ですが、教育に過度に注力し過ぎてしまった家庭で育った子供も自己肯定感低い性格に育ちます。
愛を感じずに育った事例では冷たく感じられてしまう言葉が投げかけられたり、扱いが丁寧ではないといった事がきっかけとなって自己肯定感低い様子になりますが、教育に注力し過ぎた際も成績などの結果を気にするあまり、無意識的に子供にとって負担になる言葉を投げかけている事があるので自己肯定感が低くなります。

他にも他人の子供と我が子の成績や所作を比較し、直接的に当人に伝えてしまう事も自己肯定感が低くなるきっかけとしてよく認知されていますが、他人と比較するという観点ではたとえ兄弟であっても自己肯定感低い子供になる事に変わりありません。
他人と比較する事は負担になるため、あくまでも個々が特別な存在であるという自己肯定感を高く維持し続けられるように、比較対象は過去の当人とし過去にできなかった事ができるようになったら褒めてあげる事が大切です。

また、大人である母親も出産し子育てをしていると母親としての立ち振る舞いなどにより自己肯定感低い気持ちになりやすいですが、全てを完璧にこなそうとするのではなく大らかな気持ちでのびのびと子育てをするようにすると、母親という立場での自己肯定感が高くなります。

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